設立趣意書
広島商船高等専門学校は、明治31年に「組合立芸陽海員学校」として発足され、明治34年に県立、昭和15年に国立へ移管され、昭和42年に5年間の一貫教育を行う国立の高等教育機関として創設されました。その沿革は、伝統ある商船学科に加え、産業技術の高度化やデジタル化に即応して電子制御工学科と流通情報工学科に再編されるなど、時代の要請に応じた教育再編に努められてきました。また、平成17年には、より高度で幅広い独創的開発能力を持たせるべく専攻科(海事システム工学専攻及び産業システム工学専攻)が設置されました。
以来、「人間性豊かで、国際的な視野を持ち、技術的創造力のある人材の育成」を基本理念に掲げ、今日まで6300人の有能で実践的かつ専門的な知識を持ち優れた卒業生を社会に輩出され、「ものづくり」の中核的役割を担う有為な海事および工業技術者として、広島県はもとより国内外における産業界の発展と技術力向上に多大な貢献をされています。
また、「地域に愛され、地域に根ざした高等教育機関」を目指して、平成11年には地域交流・共同研究センターを設置され、同校の持つ人的および物的資源を有効活用され、企業との共同研究等の実施や地域活性化や地域における教育支援の実践にも取り組んでおられます。
その実績は、青少年健全育成のための「体験航海」や「船上交流会」、大崎上島町における「デジタルアイランド構想」や「文化セミナー」、さらには竹原市における「竹原サテライトオフィスの設置」や「瀬戸内海学寺子屋学習・交流塾」など地域教育の実践を産学官の交流連携で推進されています。
今般、同校は平成16年4月に国の機関から独立行政法人となったことを契機に、従来からの技術相談や共同研究に加え、今後とも益々の地域連携事業を活発に実施して頂くためには、産業界からの協力も今まで以上に不可欠であると考えられる次第です。
同校のある中瀬戸地域は安全安心に恵まれた教育環境が用意されており、加えて企画力と行動力を持ち合わせた技術者を育むには、より一層の産学官の交流連携で活路を見出し、地域イノベーションの創出と技術力のグローバル展開を目指さなければなりません。
つきましては、僭越ではございますが、私どもが相諮り、広島商船高等専門学校と産業界との交流により、同校の教育研究の活動を支援し、地域連携事業の円滑な推進を図り、もって地域社会が発展することを目的として、「広島商船高等専門学校産業振興交流会」を設立することとしました。
貴台におかれましては、以上の趣旨に御賛同下さいまして、格別の御高配と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
発 起 人
| 株式会社アイ・エイチ・アイマリンユナイテッド取締役呉工場長 | 荻 俊 秀 |
| 大崎上島金融懇談会広島銀行木江支店長 | 西 元 伸 |
| 大崎上島商工会会長 | 青 木 君 孔 |
| 大崎工業株式会社広島工場長 | 長谷川 一 成 |
| 木江ターミナル株式会社木江事業所長 | 小 坂 常 男 |
| 木江地区造船協同組合理事長 | 松 浦 明 治 |
| 木江地区造船海運振興協議会副会長 | 末 田 豊 也 |
| 株式会社商船三井常務執行役員 | 平 塚 惣 一 |
| 竹原商工会議所会頭 | 山 本 靜 司 |
| 竹原波方間自動車航送船組合常勤副管理者 | 枝 松 善 信 |
| 中国電力株式会社大崎発電所長 | 貝 原 良 明 |
| 東邦亜鉛株式会社契島製錬所長 | 緒 方 盛 仁 |
| 株式会社日立物流勤労部部長補佐 | 瀬 辺 隆 喜 |
| 大崎上島町長 | 藤 原 正 孝 |
| 竹原市長 | 小 坂 政 司 |
| 東広島市長 | 藏 田 義 雄 |
| 三原市長 | 五 藤 康 之 |
| 日本物流学会中四国支部部会長 | 永 岩 健一郎 |
| 広島商船高等専門学校校友会会長 | 山 本 徳 行 |
